軽自動車を長持ちさせる6つのコツ
今の軽自動車は、長年乗っているがそろそろあちこちのパーツがヘタってきて交換かもしくは自動車を変えるかというところまできています。
よく100,000Kmでどんな車でもガタがくるといいますが、タクシーなどはもっと乗れています。
何か長持ちさせるためのコツがあるのでしょうか?
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軽自動車を長持ちさせる6つのコツ
軽自動車は比較的、安価であるがその割に長持ちしやすいといわれています。
それはパーツにかかる負担や重量等が少ないことが要因かもしれません。
今回は、数ある車種の中でも軽自動車にスポットをあてて、紹介します。
①エンジンオイルの交換
長持ちさせるメンテナンスの基本であり、心臓部分であるエンジンのピストンシリンダーがスムーズに動くためには欠かせないオイルです。
これが劣化していくと、エンジンの冷却機能の低下によるオーバーヒート状態やピストンが壊れ、エンジン交換などが発生します。
軽自動車でもエンジン交換では高価になります。
②クーラントオイルの交換
軽自動車でよく水だけで済ませている人がいますがNGです。
それはクーラント水に含まれる不凍液(エチレングリコール)がないと、長持ちできずに、夏場は長距離ドライブ時にオーバーヒートしてしまい、冬場には、凍結してしまいラジエーターを壊してしまう危険性があります。
両方の事例ともに10万円単位でのパーツ交換になります。
③ディーラーによる整備・点検
①と②の事例だけでなく、全体で軽自動車の車両不備がないかを見てくれるので、定期的に点検は受けたほうが良いです。
ディーラー以外でも車のショップはあり、よく「無料点検」と唱っているお店がありますが、所詮、ディーラーには勝てません。
なぜなら、ディーラーは、その会社で作った車なので整備技士ももちろん車種で把握しています。
しかし、他のカーショップですと、他社の車も見るので整備の知識的が浅い場合があり、最悪の場合、バイトが見ているなんてカーショップもあります。
外車などで実際にあった話ですが、車検をカーショップで更新しようとして、ラジエーターに不備が見つかり交換をしようと思いましたが、そのカーショップではその外車の車種を扱ったことがなく、ラジエーターが交換できないでそのままディーラーに運び交換したという事例があります。
こんな事にならないようにしっかり点検し長持ちさせましょう。
④ロングドライブ時の車の休憩
高速道路を使ったロングドライブが多い場合など、人間ももちろん疲れていますが、それは車も同じです。
軽自動車では車両が小さい分特に言えます。
ノンストップで走るのではなく、エンジンを停止させるなどの休憩をさせてください。
それをしないとタイヤがバーストしたり、エンジンがオーバーヒートしたりするのでそれを防ぐためにも定期的に休憩しましょう。
それが長持ちの秘訣です。
⑤急発進や急停止・運転負荷をさせない心がけ
軽自動車でエンジンやサスペンション・タイヤなどの足回りが壊れる原因は、運転者がアクセルペダルを急発進させたり、ブレーキペダルを急に踏む事、ハンドルを思いっきり切るなど運転負荷をかけることです。
デリケートに扱ってあげればそれだけ安全・快適に乗れ長持ちできます。
⑥ノーマル車により車のトータルバランスを崩さない
軽自動車でよく、ホイールを変えてみたり、エアロモデルにして外装はかっこよくなりますが、実は車は精密な計算でできていますので、パーツを変えるとそれだけでトータルバランスが変更されてしまいます。
例えば、ホイールのインチは、距離メーターを狂わせたり、ホイールナットを痛める原因を作ったりします。
エアロは、樹脂素材が多いので、軽量化には良いでしょうが、擦っただけでボロボロになったり、ダクトフェンダーなどにすると余計な穴があるのでそこから雨ざらしになり錆の原因になったりします。
できることならノーマル車のままで維持し長持ちさせましょう。
いかがだったでしょうか?
軽自動車を長持ちさせるコツは、軽自動車の整備点検を定期的にし、車をデリケートに扱い、余計な改造等を控えることで長くもつ車になります。
維持費はかかりますが、愛車を長く乗りこなしたいなら、惜しまずにだしましょう。
ぜひ、長持ちさせるためにもこれらを実践してみてくださいね。