自動車輸出で発生する6つのリスク

自動車輸出で発生する6つのリスク

中古車バイヤーをやっていたが、目利きとしての経験もそこそこ上がってきたし、国外でもバイヤーとして活躍してみたいので独立しました。
でも、国内だと考えなくて良いリスクが自動車輸出では発生します。
では、自動車輸出にはどのようなリスクが存在するのでしょうか?


自動車輸出で発生する6つのリスク

国内の中古車売買とは違い、税関や言語の問題に加え、為替レートの変動によるやり取りなど国外の車では自動車輸出に伴うリスクがあります。
具体的にどんなリスクが発生し得るかを見てみましょう。

①在庫をかかえるリスク

まずは仕入れ車を掲載するところから始まります。
その時点から在庫を抱えるというリスクがあります。

運よくすぐに海外バイヤーからオファーされ交渉成立しても、自動車を輸出するための手続きや相手からの振り込みを確認したり書類を発送したりとやることが山積みです。
ここまでやると、最短でも1か月弱はかかります。

そして、いざ渡航という流れになりますが、自動車を輸出する国によって差がありますが、遠方だと船の乗り継ぎで出港してから更に1ヶ月はかかります。
船の都合により延期されることももちろんあります。

その間、車を保管し、車の状態を維持しなければならないというリスクがあります。

②利益が変更されるリスク

趣味でやるのではなく、生計のために自動車輸出をやるので一番重大なのが利益です。
ですが、この利益も当然リスクはあります。
それは利益計算が変動されることです。

例えば、バイヤーの国の為替レートを確認しておかないと損をすることになります。
またダイレクトに振り込みをできれば良いですが、中間に口座を設けないと取引できない場合でも中間手数料が発生し、それを計算しないと儲け分が半額になったりというリスクが発生します。

③渡航のリスク

これは、運送業ならなんでもリスクが伴うのですが、自動車輸出の場合、船での渡航が主流のため様々なリスクが考えられます。

例えば、目的地まで日時通りに着かない場合があります。
また、治安が悪い場所での渡航ルートの場合、過去に車上荒らしや最悪の場合、車が盗難という事例もあります。

遠方の場合、入港した際に車の外装が剥げていたという事例も報告されています。
これは、海の塩水にさらされてしまうことにより、錆てしまうためです。

④海外バイヤーの信頼性のリスク

オファーから交渉まで、会って交渉する場合もありますが、インターネットでメール等で行うというのがコストカットするうえで主流になっています。

しかし、裏を返せば、コストの代わりにリスクが伴います。
信用ある海外バイヤーやリピーター等をうまく見つけましょう。

⑤検疫突破のためのリスク

交渉成立させ、渡航させる前に1つの課題として検疫があります。
自動車輸出の場合でも、検疫は厳しく細部まで見られます。

そして万が一、車内に種子や植物が見つかると通りません。
そのため、洗車など検疫突破に労力がかかるリスクがあります。

⑥税関検査のリスク

税関もリスクが伴います。
近年では、不正パーツや盗難車を不法解体しパーツ毎に輸出する事例が増加しているのでそれを防ぐため、あらかじめ社外パーツと純正パーツを申請しておく必要があり、もちろん全パーツの把握をしなければなりません。
そのため、事前に純正パーツのみに整備してしまうこともあります。


いかがだったでしょうか?

自動車輸出で発生するリスクは他にもあります。
海外バイヤーと言えば聞こえは良いですが、実際には書類作成の地道な作業をし、語学が堪能で交渉力が必要になります。
そのうえ、利益を出さなければならないという仕事は、とてもリスクがある仕事です。経験を積むために体験してみるのは良いでしょう。

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